第2回
“スズキサンがやって来た” の巻

前回は、発掘に関する法律のお勉強をしましたね。それから、実際に発掘をなさっているスズキサンからのお手紙を読みました。

おばあちゃんは、もうすっかりルビーの事で頭がいっぱい。「スズキサンに会って、もっとお話を聞かせてもらう!」と言って聞かないので、おじいちゃんがスズキサンをクマ家に呼んでくれた様です。


     
  は!!びっくりしてる場合じゃないわ。スズキサン、ルビーの事を教えておくれ!  
     

     
  はっはっはっ、まいったなぁ、さっそく来ましたね。ルビーコランダムという酸化アルミニウムの鉱物なんです。つまり、石の塊と言う事ですね。
純粋なコランダムは無色ですが、これに微量のクロムという物質が含まれて赤くなったものが“ルビー”と呼ばれているのですよ。また、チタンや鉄などを含んだコランダムは青くなり、これが一般的に“サファイア”と呼ばれているのです。
要するに、赤いコランダムを“ルビー》《それ以外は全部“サファイア
なのです。
 
     

     
  なるほどねぇ。もとは同じな訳ね。ルビーはどれも一緒なのかい?最高のルビーなんてのはあるの?  
     

     
  ルビーのなかでもピジョンブラッド(鳩の血の色)が最高とされています。ピジョンブラッドの色は、ごくわずかに紫色を帯びた濃い赤色で、透明度と色の鮮やかさを併せ持ちます。稀少性が高く、ミャンマー(旧ビルマ)産に多いと言われています。

ルビーは情熱・魔除けの石として知られていていて、多くの伝説があるんですよ。例えば、こんな伝説もあります。
2000年ほど前に一匹のドラゴンが現れ、卵を3つ産み落としました。1つからは異教徒の王が生まれ、 もう1つからは中国の皇帝が生まれ、最後の一つはルビーだったという伝説です。

日本にも、岐阜県や四国の山奥にルビーの産地がありますが、残念ながら宝石として価値のあるものは採れないみたいです。でも、世界には素晴らしい宝石の採れる所がありますよ。
 
     

〜世界のルビー三大産地〜
★★★
ミャンマー ピジョンブラッドは、世界最高級品
★★
スリランカ 輝きが良いが、透明度がやや落ちる
タイ 明るい色が特徴

こうしてスズキサンは、帰って行きました。
2〜3日後
スズキサンからお手紙が届きました。




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